こんにちは、わら太(@warata_life)です。
いつも、「転売って仕入れは楽しいけど、在庫や売上の管理ってめんどくさいなぁ」など悩んでいませんか?
実は、この記事で紹介する「在庫と売上の管理」を読むと、管理の重要性がバッチリわかります!また、最後には、具体的な管理方法まで記載していますので、これから安心して管理をできるようになりますよ。
というのも、僕も実際に実践していて、月に500個ほどの仕入れ量でも漏らすことなく管理できているからです。
この記事では、在庫と売上を管理する目的、理由を紹介して、具体的な管理方法もご紹介します。
記事を読み終えると、今後転売やせどりで一層稼ぎ上手になることができますよ。
目次
転売の在庫と売上とは
当たり前のことになりますが、転売のビジネスモデルを再確認しておきましょう。
転売は、仕入れ(お金)→在庫(資産)→売上(お金)の順番でお金を動かしていきますね。
とてもざっくりと言えば、売上と仕入れの差額が収益となります。つまり、安く仕入れて高く売ることによって儲けるとてもシンプルなビジネスです。
とてもシンプルなのに、実は多くの方が「今日も商品が売れて、利益が出ているはずなのに手元にお金が残ってない」と悩むことがよくあるんですよね。
この悩みの原因には、在庫と売上を把握していないことがよくあるので、記事を読み通して、稼げる人になっていきましょう。
在庫管理と売上管理をする3つの目的
転売で在庫管理と売上管理をする目的は、次の3つです。
在庫の調整(黒字倒産の予防)
確定申告の下準備(棚卸高の把握)
順番にご説明していきますね。
目的1:利益の算出(お小遣い額の決定)
目的の1つ目は、利益の算出(お小遣い額の決定)です。
というのも、商品個別の利益を見れても、仕入れ全体の利益を見れてない場合がとても多いからです。
実際に、転売の利益が確定するタイミングは、仕入れた商品をすべて捌いた時です。
具体的には、下記の画像で示すように、在庫の一部が売れ残っていると利益が確定しませんので、すべて捌ききってからわかる利益をお小遣いにしましょう。
目的2:在庫の調整(黒字倒産の予防)
目的の2つ目は、在庫の調整(黒字倒産の予防)です。
こちらはクレジットカードで仕入れをしている方は要注意です。
というのも、在庫管理をしていないと、クレジットカードの支払いの時に「あれ?お金が足りない?」となるからです。
在庫と売上管理を怠る人は、貯金を取り崩して支払いを済ませてしまったりして、いつの間にか手元のお金がなくなりますので、本当に注意しましょう。
在庫と売上を管理していれば、支払いの不足に気づいた時点で、在庫(資産)を値下げや損切りしてでも売り払って、売上(お金)に変えようと行動に移すことができます。
目的3:確定申告の下準備(棚卸高の把握)
目的の3つ目は、確定申告の下準備(棚卸高の把握)です。
なぜなら、年末に売れ残っている在庫は確定申告の申請対象になるからです。
簡単に言いますと、下記の通りです。
売れ残った商品の仕入れ代金:資産として計上
在庫と売上を管理して、売れた商品と売れ残った商品を切り分けないと、確定申告で大失敗します。
日ごろの管理を疎かにしていると、確定申告前に「レシートがない」、「この商品売れたっけ?」などと大慌てしてめっちゃしんどい思いをすることになりますのでご注意くださいね。(わら太も苦労しました。)
管理上手な人は転売で稼げる理由
続きまして、在庫管理や売上管理が上手な人は転売で稼げますという話をいたします。
管理上手な人が転売で稼げる理由としては、下記の3つです。
理由2:仕入れの質のアップ
理由3:利益の再投資
詳しい内容をそれぞれ説明していきますね。
理由1:ビジネスの習慣化
理由の1つ目は、管理上手な人はビジネスを習慣化できているからです。
というのも、在庫管理や売上管理をできる人は、めんどくさいことでもコツコツと頑張れる人だからです。
実のところ、転売やせどりに挑戦するきっかけとしてよくあるのは、「手っ取り早く稼げそう」、「簡単そう」などです。
誤解してはいけませんが、転売が簡単といわれる理由は「ビジネスモデルがシンプル」なところです。「手間暇かけず簡単に稼げる」って誤解している人は、めんどくさいことを後回しにしがちです。
転売で稼いでいる人は、この誤解がないため、めんどくさいことでも日々コツコツと取りくみます。説教臭いかなとは思いますが、めっちゃ大切です。
理由2:仕入れの質のアップ
理由の2つ目は、管理によって仕入れの質をアップできることです。
というのも、管理上手な人は、仕入れてみて売れた商品、売れなかった商品などを分析できるからです。
実際のところ、管理をしていないと、目先の収益に一喜一憂するだけで大変もったいないです。
「なんでうまくいったのか」、「なんでうまくいかなかったのか」を少しでも振り返ってみるのがコツです。
理由3:利益の再投資
理由の3つ目は、安心して利益を次の仕入れに回すことができることです。
なぜなら、在庫と売上管理をすると、冒頭に述べた通り利益を確定することができるからです。
実際のところ、利益を確定させていないどんぶり勘定の状態では、いくらを仕入れに回しても大丈夫なのかが不安になりがちです。
転売は、複利(利益をつぎの仕入れにまわす)で収益を大きくしていくのが鉄板なので、管理をしないと収益アップのチャンスを逃しがちです。もしくは仕入れに回しすぎてキャッシュフロー崩壊で退場です。
在庫管理と売上管理をする方法
在庫と売上を管理する方法と手順ですが、次の内容がオススメです。
管理表の媒体:スプレッドシート
管理表記載項目:仕入れ、売上げ、その他
では、こちらについてご紹介をしていきます。
絶対に必要な在庫と売上の管理表
転売をする以上、絶対に在庫と売上の管理表は作成しましょう。
そして、1つのシートに収まるようなデザインがオススメです。
というのも、在庫と売上を1行で完結させるようなデザインにすると、売れた商品と売れていない商品が圧倒的にわかりやすいからです。
具体的に、実際に使用している管理表の画像を記載します。
なお、エクセルやスプレッドシートであれば、フィルタリングや自動計算機能で様々な分析が簡単にできます。
・売れ残っている商品の仕入残高
・利益率の見直し
なとなど
スプレッドシートで在庫売上管理表を作成するのがオススメ
管理表を作る場合、紙、エクセル、スプレッドシートの3つが主流ですが、スプレッドシートがオススメです。
というのも、下記の大きなメリットが得られるからです。
・紛失リスクがない(メモは紛失、エクセルはファイル破損リスクあり)
・他の人と共有しやすい(共有リンクを発行するだけでOK)
紙やエクセルだとどうしても紛失のリスクがぬぐい切れません。
万が一紛失してしまうとバックアップ作業にとても大きな労力と時間が奪われます。
また、段々と仕入れ量が増えてきて、管理の手間が増えてきた場合、利益に関わってこないデータ入力等の業務は他の人に任せる(外注化する)必要性がでてきますので、共有のかんたんさも大切ですね。
在庫売上管理表に記載すべき項目
在庫売上管理表に記載すべき項目は、大分類すると下記の通りです。
売上:売上額、手数料、送料、利益、利益率など
その他:使用したクレジットカード、注文IDなど
実際には、下記画像をご参考にしてください。
まとめ
この記事では、在庫と売上を管理する目的から方法までを解説させていただきました。
転売やせどりをしていると、初月から10万円儲かりました!などの報告もありますが、多くの人は売れ残り在庫の存在に気づかず、商品ごとの利益を積み上げて報告をしがちです。
しかし、大切なのはお金を増やしていくことなので、在庫と売上を上手に管理してくださいね。
転売屋せどりに限らず、物販をしていく以上、仕入れた段階では「お買い物をしただけ」であることを忘れずにしっかり販売してお金に戻すところまで意識していきましょう。
下記記事もお読みいただければ、転売でお金を残すコツがさらにわかりますよ。
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転売でお金増えてますか?たった5分で在庫回転率を初心者向けに解説
以上となりますが、最後までお読みいただきありがとうございました。